人はパンのみで生きるものではない……とは、聖書の言葉。
そうだ! 豪華なディナーも必要だ! ついでに車も一軒家も! これを言うのは現代人。
聖書の中にソロモンという王様が出てきます。
彼は、羨まない人がいないくらい、成功した人です。彼は聖書の中で言います。
「私は事業を拡張し、邸宅を建て、ぶどう畑を設け、 庭と園を造り、そこにあらゆる種類の果樹を植えた。木の茂った森を潤すために池も造った。私は男女の奴隷を得た。私には家で生まれた奴隷があった。私には、私より先にエルサレムにいただれよりも多くの牛や羊もあった。私はまた、銀や金、それに王たちや諸州の宝も集めた。私は男女の歌うたいをつくり、人の子らの快楽である多くのそばめを手に入れた。私は、私より先にエルサレムにいただれよりも偉大な者となった。……私は、私の目の欲するものは何でも拒まず、心のおもむくままに、あらゆる楽しみをした。……」
何とすごいソロモンの日々。しかしこんなに成功したソロモンは、次のようにも告白しています。
「しかし、私が手がけたあらゆる事業と、そのために私が骨折った労苦とを振り返ってみると、なんと、すべてがむなしいことよ。風を追うようなものだ。日の下には何一つ益になるものはない。」
あぁ、人生ってなんて複雑。そう言えば、成功したゆえの空しさから、破滅していく人は以外に多いのかも……。
毎日働く。おいしい物を食べ、人生を豊かに過ごす。それも確かに必要でしょう。しかし……、それだけで人間は満足しないようです。
何かがおかしい。
何故空しい?
幸せなのに、この不安は何?
犯したあやまちの償いは?
……
聖書の中には驚くような人生観、世界観が広がっています。
日々の生活でフッと我に返るとき、この世には聖書があることを思い出して下さい。
教会でお待ちしています。